「オーディブルが頭に入らない」と感じたら試してほしい6つの対策

オーディブルを使っているけど「聴いても頭に入らない」と感じたことはありませんか？

実は、それはあなただけではありません。

本記事では、なぜ耳で聴く読書がうまくいかないのか、その原因と対策をわかりやすく解説します。

結論、対策は下記6つ！

本記事を読むことでオーディブルをもっと楽しく、効果的に活用できるヒントが見つかります。

また、これからオーディブルを使ってみようか迷っている方も、“自分に合うかどうか”の判断材料になります。

「頭に入らない」と感じる主な原因とは？

ネット上でもオーディブルが頭に入らないという口コミが散見されます。

一体なぜオーディブルは頭に入りにくいと感じるのでしょうか？

ここでは代表的な原因を4つ紹介します。

順番に見ていきます。

視覚優位・言語優位の人には「音だけの情報」が合わないこともある

人には認知特性というものがあります。

認知特性は大きく3つに分けられます。

見た情報を処理するのが得意な視覚優位者
読んだ情報を処理するのが得意な言語優位者
聞いた情報を処理するのが得意な聴覚優位者

タイプ別「頭がよい子」になるヒント　本田真美/木下勝

もし、オーディブルを聴いてもなかなか頭に入らない場合は、聴覚の認知特性が弱いのかもしれません。

自分がどの認知特性の傾向か簡易的にチェックしたい人は本田式認知特性研究所の10問診断テストをやってみてください。

反復・見返しが難しく記憶に残りづらい

オーディブルの一番の魅力はながら聴き。

しかし、他の作業をしているがゆえに、自分のタイミングで止めたり戻ったりするのが難しいです。

気になったところをすぐに聴き返せず、理解が浅いまま進んでしまうこともしばしば。

興味の薄いジャンルや難易度の高い本を選んでしまっている

そもそも論ですが、興味が持てないテーマや、専門用語が多く難解な内容の本を選んでしまっている可能性があります。

気持ちが乗らないまま聴いていると、理解が追いつかず、途中で内容を見失ってしまうこともあります。

ナレーターの声や話し方が合わない

オーディブルではナレーターの声や話し方によって、聞きやすさが大きく左右されます。

声のトーンやスピードが合わないと、それだけで集中力が途切れやすくなり、内容も入ってきません。

そんなにハズレは無いですが、たまにそのような作品に出くわすことも。

頭に入りやすくするための具体的な対策

ここではオーディブルを頭に入りやすくするための具体的な対策をお伝えします。

今回ご紹介するのは、実践しやすくて効果のある6つの方法です。

どれもすぐに試せる内容ばかりなので、気になるものから取り入れてみてください。

順番にわかりやすく解説します。

本を聴く目的を決める

オーディブルを活用するうえで意外と大切なのが、「本を聴く目的を決めること」です。

目的を意識するだけで集中力が高まり、内容も頭に残りやすくなります。

例えば、

といったように、自分なりのゴールを明確にしておくと、ただなんとなく聴くよりも効果的に活用できます。

再生速度を調整して理解しやすくする

オーディブルでは、ナレーションの再生速度を自由に調整できます。

「早口で頭に入らない…」というときは少し遅く、逆に「ゆっくりすぎて眠くなる…」というときは少し速く。

気分や集中力に合わせて再生速度を変えることで、聴きやすさと理解度がぐっと上がります。

アウトプットで振り返って記憶に定着させる

聴いた内容を「自分の言葉で振り返る」ことは、記憶にしっかりと残すために欠かせません。

「聞いて終わり」では、内容はすぐに頭から抜けてしまいます。

しかし、アウトプットすることで、内容が自分の中で整理され理解が深まります。

こうした“アウトプット”こそが、記憶をしっかり定着させるカギです。

特に人に教えるつもりで聴くと記憶に残りやすいです。

読書術に関しては下記の記事で詳しく解説しています。
>>【要約と感想】知識を操る超読書術｜メンタリストDaiGo

読む本と併用して視覚と聴覚を組み合わせる

本当に気に入った本に出会えたなら、聴くだけで終わらせず、「読む」ことも取り入れてみるのがおすすめです。

このように、視覚と聴覚の両方から情報をインプットすることで、理解や記憶の定着が格段に高まります。

内容やナレーターが合わないと感じたら他の本を探す

「なんだか合わないな…」と感じながら、ムリして聴き続ける必要はありません。

オーディブルは聴き放題サービスなので、気軽に別の作品へ切り替えられるのが大きな魅力。

ナレーターの話し方がしっくりこないときは、思いきって他の本を試してみましょう。

「なんだかつまらないな」と感じたら、遠慮なく他の本を試してみる

オーディブルには数えきれないほどの本があるからこそ、ひとつの本に固執する必要はありません。

ナレーターの声が合わない場合と同様に、内容のトーンやテーマが自分にしっくりこないだけで、集中力は大きく下がってしまうことがあります。

「なんだか退屈…」「内容が頭に入ってこない…」と感じたら、遠慮なく別の本に切り替えてOKです。

気になる作品をいくつか試す中で、“相性ぴったり”の一冊に出会えることもあります。

それも、オーディブルならではの大きなメリットです。

オーディブルのメリットについては下記の記事も参考にしてください。
>>【オーディブルの感想】本音で語るメリット・デメリットと向いている人

まとめ:“頭に入らない”はよくある悩み！小さな工夫で変化は始まる

オーディブルで「頭に入らない」と感じるのは、誰にでもあるごく自然なことです。

実は少しの工夫で、「頭に入らない」が「面白い！」に変わる瞬間が訪れます。

小さな工夫を重ねていくことで、オーディブルの体験は驚くほど快適に、そして深くなっていきます。

すでに使っている方は、ぜひ自分に合ったスタイルを見つけて、オーディブルをもっと楽しんでみてください。

そして、これから使ってみようか迷っている方も、「うまく聴けなかったらどうしよう」と不安になる必要はありません。

そんなふうに感じているなら、まずは軽い気持ちで試してみるのがおすすめです。

工夫しながら自分なりの楽しみ方を見つけていけるのが、オーディブルの大きな魅力。

まずは気軽に、無料体験から始めてみてはいかがでしょうか。