- 周りの人と価値観が違ってストレスが溜まる
- 価値観の違う人と仕事をすると生産性が悪くなる
このように感じている方、いらっしゃるのではないでしょうか?
実際、僕も以前の職場でこのように感じていました。
全然価値観が違う…
しかし、このように感じていたときに出会った1冊の本のおかげで物の捉え方を変えることができました。
結果として、価値観の違いによる人間関係のストレスを減らせました。
この記事では、価値観の違いによる人間関係のストレスを減らすコツをお伝えします。
読んでいただければ、この問題を解決できて前向きな生活を送ることができるようになります。
価値観の違いでストレスを感じたら同意と理解は別物と考える
結論ですが、価値観の違いによる人間関係のストレスを減らすコツは同意と理解は別物だと考えることです。
この考え方は、名取芳彦さんの「気にしない練習」という本から得たものです。
同意と理解の違いについて説明します。
同意とは
同意とは他人の意見に賛成することです。
例えば、「仕事において一番大切なのはとにかくをお金を稼ぐことである。お金が稼げれば何をしてもいい」
このような意見があったとします。
この意見に同意するということは、自分もその意見に賛成するということです。
理解とは
理解とは他人の気持ちや立場を察することです。
先ほどと同様に「仕事において一番大切なのはとにかくをお金を稼ぐことである。お金が稼げれば何をしてもいい」という意見があったとします。
しかし、その意見には反対です。
この意見を理解するということは、相手が仕事において大切にしていることをただ知るにとどまるということです。
一歩引いて相手との価値観の違いを理解すればストレスを減らせる
相手と同じ意見で同意であれば何もストレスはかかりません。
問題は相手と意見が違うとき。相手と違う自分の意見をぶつけ合っていてはストレスがたまる一方です。
そこで大切なのが、一歩引いて相手の価値観を理解するということです。
私は同意するかは別として、理解できるという意味で「ま、そういう考え方もあるよね」と思い、相手に伝えることにしています。
「気にしない練習」名取芳彦
決して相手を否定するのではなく、理解だけ示す。
例えば、パクチーが好きな人もいれば嫌いな人もいます。
自分がパクチーが好きな立場で、相手がパクチーが嫌いだったとき、
「あなたはパクチーが嫌いだなんておかしい!」
とはなりませんよね。
相手がパクチーが嫌いだということを理解するだけにとどまります。
あなたは嫌いなんですね。僕は個人的に好きです。
ダイバーシティ社会では、この考え方を持つだけで余計な衝突をすることなく、前向きな生活をすることができるので参考にしてください。
価値観を理解してもダメなら環境を変える
とは言っても、どうしても周りにいる人が合わないと感じることもあるかと思います。
価値観を理解しつつ、合わなければまずはなるべく距離をとるようにしてください。
それでもダメなら、もう環境を変えるしかありません。
覚えておかなければいけないのは、他人は変えられないということです。
変えるなら自分の物の見方や環境を変えましょう。
まとめ:同意でなく理解をして価値観の違いによるストレスを減らそう!
価値観の違いによる人間関係のストレスを減らすコツを紹介しました。
それは価値観の違いを感じたら同意と理解は別物と考えることです。
一歩引いて相手の価値観を理解して、余計な衝突は避けて前向きな生活を送りましょう。
名取芳彦さんの「気にしない練習」からは、心がおだやかになる手がかかりをたくさん得ることができるので興味のある方は是非読んでみてください。
今回の記事、紹介した本が皆さんの参考になれば嬉しいです(^^)
それではまた!
「気にしない練習」はオーディオブック配信サービスのaudibleで聴くこともできます。
オーディオブック配信サービスはプロのナレーターや声優が書籍を朗読したものを聴けるサービスで移動中や作業中など、いつでもどこでも読書が可能に!
audibleは30日間の無料体験もできるので、オーディオブック配信サービスに興味のある方はぜひチェックしてみてください!
コメント