この記事では「自分を操る超集中力」の感想を書いています。
次読む一冊選びの参考にしてください!
「自分を操る超集中力」の書籍情報
- 著者:メンタリストDaiGo
- 出版社:かんき出版
- 発売日:2016/5/31
- ページ数:256ページ
- ロングセラーで40万部突破!
メンタリストDaiGoさんのおすすめの本のまとめは下記の記事を参考にしてください。
>>【おすすめ!】メンタリストDaiGoの本3選
「自分を操る超集中力」の内容
「自分を操る超集中力」は、一言で言うと集中力を科学的に高める方法を知ることができる本です。
集中力は才能ではなくテクニックであり、鍛えると高めることができます。
つまり、集中力が高いか低いかは高めるトレーニングをしているかしていないかで決まります。
「自分を操る超集中力」では、集中力にまつわる知識や高め方、下げない方法などを下記の4つでまとめています。
- 集中力を自在に操る3つのルール
- 高い集中力を生み出す7つのエンジン
- 疲れをリセットする3つの回復法
- 集中力を自動でつくり出す5つの時間術
この本の内容を実践することで集中力を高めることができ、物事が効率的に進められ、自分の時間に余裕を生むことができます。
「自分を操る超集中力」の感想
幅広く集中力に関する知識や高め方が載っていますが、わかりやすくかつコンパクトにまとめられていてあっという間に読み終わりました。
「自分を操る超集中力」を読んで感じたのは、無理をすると集中力が低下してしまうということでした。
本書を読んで感じた個人的ポイントを2点ご紹介します。
極めて基本的なことが大切
睡眠不足は、脳科学的に言うと「軽度の前頭葉の前野機能障害」に分類されます。 簡単に言えば、脳が酔っ払っている状態です。
「自分を操る超集中力」 メンタリストDaiGo
昔から、しっかり寝なさいと数えきれないほど色々なところで言われ聞いてきましたが、集中力のためにも睡眠は大切です。
それでは、どれくらいの睡眠時間を確保すれば良いのか?
必要な睡眠時間は遺伝子によって決まっていて、3つのタイプに分類されるそうです。
- ショートスリーパー:3〜4時間の睡眠でOK
- ロングスリーパー:10時間前後の睡眠が必要
- ミドルスリーパー:7〜8時間の睡眠が必要
上記3タイプのうち、人口の8割以上の人はミドルスリーパー。
つまり、ほとんどの人は7〜8時間の睡眠が必要だということです。
普段から6時間睡眠でした。。
このことを知ってから23時に寝て6時に起きることを目標にしました。
朝の時間に余裕を持たせるために、仕事に持っていくお弁当や着替えなど、できる準備は前日のうちに済ませるようにしています。
実際、睡眠時間を確保するようになってからは、特に午前の集中力が上がったように感じました。
睡眠以外に、姿勢や食事のことについても本書では言及されています。
しっかり睡眠時間を確保するというのは、書籍「7つの習慣」の第7の習慣「刃を研ぐ」に通づるところがあります。
「7つの習慣」に関してはこちらの記事を参考にしてください。
頑張りすぎないようになれる
あれもこれもと色々頑張ろうとしてしまうことが、逆に集中力を下げてしまいます。
大切なのはメリハリをつけて重要なことに集中することです。
以下、頑張りすぎないようになれるという観点で本書から実際に自分が取り入れたものを3点紹介します。
アイビー・リー・メソッド
アイビー・リー・メソッドは1つの作業が完了するまで次の作業をしないという仕組みづくりです。
ポイントは下記の6つです。
- 紙に「明日やるべきこと」を6つ、メモする
- その6項目を重要だと思われる順に1、2、3、4、5、6と番号を振る
- 翌日、このメモの順番に従って仕事を進める
- もし全部できなかったら、悔やむことなく忘れる
- その後、明日のための6つの項目を新しくメモする
- 1~5を丁寧にくり返す
私の場合は、「明日」の部分が「当日」になってしまっていますが、仕事前にこのメソッドを実施しています。
実施することでやることに集中ができるのと、全部終わらなくても重要なものから着手しているので身体的にも精神的にも疲れないです。
バッファをつくる
いくら計画を組んでも、なかなか計画通りいかないもの。
そうすると無駄に落ち込んでしまうことも。
イレギュラーは付きものですよね。。
こうした気分の沈みを回避するためにはバッファをつくることが大切です。
本書では「何もしない時間を予定しておく」となっていますが、なかなか難しいので私の場合は、一つ一つにかかる時間を長めに見積もってます。
そうすることで、イレギュラーなことが起きても大きく予定が崩れることは少なくなります。
そして何より、その安心感が得られ、気分の沈み込みが減るので集中力を落とさずに済みます。
また、バッファをつくることは、日々の中で後悔しない選択ができることにも繋がります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
怠け時間をつくる
あえて怠ける時間を作ることによって集中力を高めることができます。
これは、自分で「モラル・ライセンシング」の状態をつくり出しているからです。
このモラル・ライセンシングを逆に利用して、怠けたからまた頑張ろうという心理状態にするのです。
私の場合は仕事から帰ってきたら、仕事のことはもう一切せず子供と遊ぶ時間にしています。
そうすることでまた明日から頑張ろうという気持ちになり、集中力を高めることができます。
まとめ:「自分を操る超集中力」で人生をコントロールしよう!
「自分を操る超集中力」の感想でした。
ここでは自分が大切だと感じた知識やテクニックだけ載せましたが、その他にも多くのことが書かれているので興味が出た方はぜひ「自分を操る超集中力」を読んでみてください。
集中力を高めることで、無駄な時間を減らし、自分の人生をコントロールすることができるようになります!
「自分を操る超集中力」はオーディオブック配信サービスのaudibleで聴くこともできます。
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