【「嫌われる勇気」が気になっている人へ】どんな人にオススメかと感想

【「嫌われる勇気」が気になっている人へ】どんな人にオススメかと感想 人生

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この記事では「嫌われる勇気」の感想を書いています。

このような人にオススメの本
  • 自分を変えるマインドを知りたい人
  • 劣等感が強くて、克服したい人
  • 他人の目の気にし過ぎを直したい人
  • 挑戦することが怖くて、一歩踏みだす勇気が欲しい人
taku
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「嫌われる勇気」の書籍情報

「嫌われる勇気」のあらすじ

主要な登場人物

青年

  • 世の中を悲観的に捉えている
  • 劣等感が強い

哲人

  • 哲学者
  • アドラー心理学の実践者

「世界はどこまでもシンプルであり、人はいまこの瞬間から幸福になることができる」

このように説く哲人のもとに、青年が訪ねる。

悩みが多い青年には、この言葉に納得できない。

青年は、人は変われないと主張する。

一方、哲人はひとりの例外もなく、いかなる人も変われると主張する。

哲人の思想の根底にあるのは「アドラー心理学」であった。

哲人との対話を通してアドラー心理学を知り、青年が新たな人生の一歩を踏み出すまでのストーリー。

「嫌われる勇気」の感想

「嫌われる勇気」は、私にとって世界の見え方が一変する本でした。

以下、この本の個人的ポイントを4点解説します。

全部自分次第

ご友人は「不安だから、外に出られない」のではありません。順番は逆で「外に出たくないから、不安という感情をつくり出している」と考えるのです。

「嫌われる勇気」 岸見一朗、古賀史健

青年の友人が、引きこもりで部屋から出れない話をしたときの哲人の返答。

ここでは仮に過去に虐待を受けて育ったという設定で話しています。

原因論で考えると「虐待を受けたから不安で外に出られない」という構造になります。

しかし、哲人はこれを否定します。

「部屋から出なければみんな心配して注目してくれるが、出てしまうとその他大勢になって大切に扱われなくなる。

だから、外に出ないために不安という感情を作り出している。」

これ、私にとっては衝撃的な視点でした。

人は達成したい「目的」に沿って生きています。

これをアドラー心理学では目的論と言います。

目的論原因論
いまの「目的」を考える
「外に出たくないから、不安という感情をつくり出している」
過去の「原因」を考える
「不安だから、外に出られない」

ここで大切なのは、原因論だと他責だが、目的論だと自責ということです。

そして、他責だと自分の人生がコントロールできないですが、自責だとできます。

引きこもりの例で言うと、部屋から出れない(他責)のでなく、出ない(自責)と決めている。

出ないと決めているのは自分で、逆に言うと出ると決めることも自分でできます。

つまり、全部自分次第なのです。

他者と比べない

劣等感自体は人間誰しもが持っているもの。

劣等感があるのは、理想の自分に対して何かが欠如している状態です。

欠如している部分を埋めるための努力のエネルギー源として、劣等感は重要な役割を担います。

しかし、理想と現実の差分を埋める手段を努力でなく、言い訳で埋めようとし始めたら危険です。

この自らの劣等感を言い訳に使いはじめた状態を劣等コンプレックスといいます。

劣等コンプレックスの人
劣等コンプレックスの人

わたしは学歴が低いから、成功できない

劣等コンプレックスは他者との競争で生まれます。

競争の中に身を置くと、常に周りが敵となるので心が休まることはありません。

大切のは、他者でなく「理想の自分」と比較することです。

課題の分離

われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要がある

「嫌われる勇気」 岸見一朗、古賀史健

上記の考えを「課題の分離」と言います。

「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」

これはアドラー心理学の根底に流れる概念です。

前述の「目的論」と「劣等コンプレックス」も対人関係に起因しています。

そこで課題の分離です。

誰の課題かを考えて、他者の課題であれば介入しないようにします。

他者の課題まで背負ってしまうと、生きるのが辛くなってしまいます。

もし自分の選択が他人の期待を満たせなかったとしても、それは他人の課題。

このようなスタンスで生きることが、自分の人生を生きるということです。

そして、嫌われることを怖れない「嫌われる勇気」を持つということです。

課題の分離は、ロングゲームの「他人の要求にすべて応えない」に通じます。

ロングゲームについてはこちらの記事を参考にしてください。

いま、ここを真剣に生きる

人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないことです。

「嫌われる勇気」 岸見一朗、古賀史健

「いま、ここを真剣に生きる」

本書の中で私が一番心に刺さったキーワードです。

アドラー心理学では人生を「いま」という点の連続として捉えます。

つまり、計画的な人生など不可能、未来など見えないのです。

そして、原因論の否定によって、過去を見つめることも否定します。

過去や未来を見て行動しないのは、言い訳でしかありません。

以前の私は、過去や未来に言い訳ばかりしていました。

しかし、私は本書を読んで自分の人生に嘘をついて生きているということに気づき、もっと「いま、ここ」を真剣に生きて人生を充実させたいと感じました。

明日人生が終わっても後悔しない行動を勇気を持って繰り返していくことが人生を充実させることに繋がります。

taku
taku

過去や未来に言い訳をするのはもう止めよう!

まとめ:「嫌われる勇気」が気になっている人へ

「嫌われる勇気」の感想でした。

もし、本書の青年のように世の中を悲観的に捉えがちで、劣等感を強く感じているけれど自分を変えたいと思っている人はぜひ「嫌われる勇気」を読んでみてください。

まさに私がそのような人間でしたが、世界の見え方が一変しました。

「嫌われる勇気」を持って、人生を充実させましょう!

「嫌われる勇気」はaudibleで聴くこともできます。

オーディオブックサービスに興味がある方はこちらもご覧ください。

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